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Tubolito

気になっていたので、買ってみました。
Tubolito 超軽量チューブ
チューボリート ウエムラサイクルパーツ
バルブ長(42㎜)38g (60㎜)39g 定価¥4300+税➡ウエムラ価格¥3440+税
※更に軽い SモデルもありますがDISC専用
42㎜23g 43㎜24g 軽!!

通常のブチル製インナーチューブと比較して、
約2倍の耐突き刺し強度と耐パンク性能を誇るそうです。
軽量アイテムに耐久性を問うのは野暮と思っているので
個人的には耐パンクがどうこうというのはあまり気にしていませんが
本当に2倍だとしたら凄い気がします。

インナーチューブで38gは非常に軽く
代表的な軽量チューブと比べてみても
SOYOのラテックスチューブ23-25c バルブ長42㎜ 48g 
BRIDGESTONEのEXTENZA18-25c バルブ長48㎜ 67g
PanaracerのR’AIR 23-28C バルブ長48㎜ 77g

取り合えず、一か月間 走行距離で500キロくらい走ってみました。
以下、感想です。

・走り心地、乗り心地について
ゼロ発進での漕ぎだしが非常に軽く、転がりも良いです。
ラテックスチューブは、なんか少し転がりがいい気がする・・・?といったはっきりしない感覚でしたが
Tubolitoは体感できるレベルでの違いを感じます。
乗り心地はラテックスと同等か少し落ちるくらい?路面衝撃の伝わり方はマイルドでした。
エアの保持力はブチル以上です、パンクはまだありません。

・漕ぎだしの軽さに関しては、リムの外周重量がかなり変わっているはずなので納得がいきます。
一般的なブチルチューブで78gくらい。Tubolitoが38gなので
78g×2で156g と 38g×2で76g 差し引き80g
手元にカンパの資料があったので、ちょっとBORA ONEで比較してみると
BORA ONE 35 クリンチャー ホイール重量1405g
BORA ONE 50 クリンチャー ホイール重量1485g
リム以外は同じですので、このリム重量差80g
数字だけで見ればですが50㎜ハイトのホイール重量が35㎜ハイトの重量に近くなるのと同じですよね。
ホイールの外周重量が与える影響は大きく、ゼロ発進やヒルクライム等の加速時には
僅かな外周重量の増加もペダリングの鈍りに繋がります。

・転がり抵抗の低さについて考えてみます。
内部損失(ヒステリシスロス)
走行中、タイヤの接地面は平たく変形しています。変形しているという事は、どこからかエネルギーが
供給されている状態です。何の力の影響もなしに物体は変形しません。
それが何処から賄われるかと言うと、バイク+ライダーの重量(位置エネルギー)と前進させる為の運動エネルギーです。
私たちがクランクを回して発生させた運動エネルギーの一部は、タイヤの変形にあてがわれます。

次に、接地面から離れたタイヤはゴムの弾力と空気圧によって、もとの形に戻ります。
この際に、先ほどとは逆に変形エネルギーは運動エネルギーに変換されますが
100%が返却される訳ではありません。いくらかのエネルギーは熱に変換され、空気中に放出されます。
この、熱に変わって空気中に放出された運動エネルギーの成れの果てが、内部損失(ヒステリシスロス)
であり、転がり抵抗の正体(の一部分です。他にも要因はあります。)
ですので、タイヤの変形に使われるエネルギーを少なくしてあげる事で、内部損失は減り、
運動エネルギーはより推進力に変わる事ができます。
(色々な工夫して、この内部損失を少なく抑えているタイヤが、いわゆる転がりの良いタイヤです。)
この、内部損失はタイヤ⇔チューブ間の摩擦による熱の発生によっても起こります。

タイヤの中で、Tubolitoはスルスル動いている感触があります。
チューブレスタイヤの売り文句で、クリンチャータイヤとインナーチューブの摩擦熱による
内部損失を減らす効果があると謳う宣伝を見ますが
この摩擦の少なさは明らかに、ラテックス、ブチルと違いがあります。
物としての軽さ、タイヤとの摩擦の少なさ、これが相まってラテックス系より転がりが良くなっている?

・乗り心地のよさについても考えてみます。
使われている方は実感されていると思いますが、チューブレスタイヤの乗り心地は大変良いです。
チューブレスが乗り心地が良いのは、空気が多く入るからですが、比較するとクリンチャーの乗り心地が硬いのは、
ホイール、タイヤのエアースペースにチューブが入ってくるからです。
ここでTubolitoを見てみましょう。
チューボリート ウエムラサイクルパーツ
圧倒的に薄くてコンパクト、今までの各チューブよりエアーの入る余白があると思います。
これで38g バルブコアとバルブ部分が5gくらいはあるようですのでチューブ部分は33g。
チューブレスレディタイヤはシーラント必須で、純粋なチューブレスでも念のため入れる方が多いです。
大体ROADタイヤで片側30㏄くらい入れますので、単純に30g分の液体がタイヤ内部に入っているわけです。
シーラント30gの代わりに33gのチューブが入っていてもエアボリュームはかわらないのでは
そんな単純な話じゃない??

現時点では
ハイエンドクリンチャータイヤと軽量チューブの方が、転がり抵抗を含めて
チューブレスタイヤより性能が出ると言い切るエンジニアの方もいますので
ハイエンドクリンチャータイヤ+Tubolitoは最適解の一つになり得るのではないかと思います。
あくまで大した脚力もない個人の感想ですので、何か大きな勘違いをしていたら鼻で笑って読み飛ばして頂ければ幸いです。
高価なチューブですが、私は高いだけの価値があると思いましたし、体験としても面白かったです。
※補修用パッチも出ていますので使い捨てではないですよ。

ウエムラサイクルパーツ 
住之江本店・梅田店・福岡店

VISION TRIMAX 30KB

前々から気になっていたので買ってみました。
VISION TRIMAX30 ウエムラサイクルパーツ
VISION TRIMAX 30KB 
30㎜高 アルミリムホイール 前後で1495g ¥82000(税抜き定価)
重量で見ると15万円代のホイールに匹敵します。まあ、軽いだけのホイールもありますので数字だけでは
なんとも言えないのが面白い所ですよね。重くても進みがいいホイールもありますし。
ブレーキ面はKERONITE処理が施されています。聞きなれない名称ですが、カンパニョーロで言う所の
プラズマ電解酸化処理(Plasma Electrolytic Oxida- tion)通称PEO処理。
MAVICのエグザリットも英KERONITE社で加工されているそうですので、恐らく同じ処理です。

PEO処理のメリットは
・リムの高寿命化
 リムブレーキの構造では、ブレーキシューとリムの摩擦によって運動エネルギーを熱に変換し制動力を得ています。
 この際、ブレーキシューのみが削れているように見えますが、実際はリム側も摩耗しており
 ブレーキをかければかける程リムは薄くなり、いずれ寿命を迎えます。
 PEO処理とは金属表面にセラミックの被膜を形成する加工であり、通常のアルミリムの約10倍の強度を誇ります。
 全くリムが消耗しない訳ではないと思いますが、ブレーキによるリムの磨耗が抑えられるのは確かです。

・通常リムより制動力が向上
 制動距離が短くなると言った方が正しいかもしれません。
 ブレーキを引いてから制動が立ち上がるまでが早いので、ブレーキ操作に余裕が生まれます。

デメリットも、もちろんあります。
カンパでもフルクラムでもマビックでも、この手の”PEO処理”を施した黒リムは専用のブレーキシューが
必要となり、そこそこ高価です。前後で¥5000程度。
専用のブレーキシューが必要な理由としては、専用パッドは晴天時のドライコンディションでも
雨天時のウェットコンディションでも制動力が変化しづらいという特徴があるようです。
要するに「専用ではない」ブレーキシューだと雨天時と晴天時で制動が変化する、という事でしょうか。
実際に、PEO処理リムにカーボンリム用のブレーキシューを使用した場合、雨天時に特定の条件下で簡単にホイールが
ロックするので、使ってはいけませんとアナウンスが出ています。

なのですが、このTRIMAX 30KB
通常のアルミリム用のブレーキシューで構いませんと謳っていまして
そんな都合よくいくのかな…???と半信半疑でした。
専用のブレーキシューで悪いこともないでしょうと判断し、カンパの専用シューを取付け試走してみました。

※2月下旬ころの実走です、緊急事態宣言後ではありませんので悪しからず…
※カンパのシャマルミレとの比較になります。

試走①・距離60㎞ 獲得標高900m 峠を2つ登り下りします。
     走り出しから少し違和感があり、ブレーキが効きすぎている印象。
     ブレーキ面が馴染むまでかな?と思い走行を続けましたが
     結構音鳴りもしていたので何かが違うとは思いつつも試走終了。
     ふと車体を見てみるとダウンチューブが黒い粉だらけ。
     ブレーキシューが1/3程も削れてる…

結果 ・PEOリム用の専用ブレーキシューではむしろダメ。
     1回のライドでこんなに削れると、ブレーキの引き代が途中で変化します。
     高価なブレーキシューを無駄に消耗し、車体を粉だらけにする結果に終わりました。
    ・はじめからスポークテンションが高く、パリッと張られていたので硬いかなと思ってましたが
     足へ伝わる感触はシャマルミレよりマイルドに感じました。
     やはりレーゼロとかミレのごん太アルミスポークは硬いんだなと実感。
     ただ、極上の乗り心地と称されるVittoria CORSAを履かせているので
     このあたりの感想は同じタイヤで比較しないと無意味かもしれません。
     個人の感想です。くらいに思っていただければ幸いです。

試走② スイスストップのBXPに交換してリトライします。ウェットな路面用のアルミリム用ブレーキシューです。
     PEO専用ブレーキシューの代替品として使用される方もいますが、保障外ですのでオススメはしません。¥3000程         距離150㎞ 獲得標高1300m ロングで試してみます。
     制動はちょうど良く、音鳴りもしませんでしたが、ライドの終盤に確認してみるとやはりシューが大幅に削れています。

結果 ・おそらくこれも数回のライド(400㎞くらい?)でシューを使い切ると思います。
     更なる出費に懐が痛いです。
    ・乗り心地が良いと書きましたが、よく考えたらこのホイールリム幅が19Cあるんですね。
     リム幅が広くなると車体を傾けた時に接地面積が増えて挙動が安定するはずですので
     普段使っている17cのリム幅のホイールと比較して快適に感じているのかと思います。
   
試走③ 定番のアルミリム用ブレーキシューSHIMANO R55C4に変更。シューは少し固め ¥800くらい
     何にしろブレーキを引かないとわからないので、近場のダムを延々登ったり下りたりします。

結果 ・これで正解でした。音も鳴らないし、シューの減りはやはり少し多いですが、本当に少し多い程度で
     通常のブレーキ面に当てた時よりも若干効きが良いくらいで、むしろ良いという結果に。
     メーカーの言う通りの結果になりました。なんかごめんなさい。

はい、普通のアルミリム用のブレーキシューが正解でした。
ただ、疑問が生まれます。
PEOリム用のブレーキシューが最も合わなかったってどういう事?


最初から何となく気が付いてはいたのですが、ブレーキ面を見てみると
VISION TRIMAX30 ウエムラサイクルパーツ
まっ平 

ミレやレーゼロはこのように、同心円状の溝が切られています。
リム面 ウエムラサイクルパーツ
MAVICのエグザリットも))))))))))))))このような洗濯板状の溝があります。
こういった加工を施す事によって硬いブレーキ面に程よく食いつき、また程よく放してくれるようになっているのだと思います。
TRIMAX KBはこういった加工を省いてコストカットしているのかもしれません。
たしかにブレーキタッチはミレの方が心地良いです。この辺は値段なりなんでしょう。
とはいえ、SHIMANOのブレーキシューで全く問題なかった為、ランニングコストの良さが目立った結果になりました。
剛性的にも硬すぎず柔らかすぎず、総合的にオススメできるホイールです。

なんでも自分で試してみると知見がありますね。
残高は減りますが…


ウエムラサイクルパーツ

9月福岡店イベント

9月の福岡店のイベントをお知らせさせていただきます。


9月も福岡店では下記日程でパンク修理講習会・走行会を行います。

9月11日(日) 走行会
9月19日(月・祝) 走行会


【走行会】
集合は午前7時15分 福岡店集合 午前7時30分出発を予定しております。
走行会は事前のお申し込みの必要はございませんので当日直接店舗にお集まり下さい。


ご不明な点は福岡店店長 野田までお問い合わせください!


福岡店

8月25日福岡店走行会のお知らせ

前回はあいにくの天気ながら、参加いただきありがとうございます!

ウエムラサイクルパーツ 福岡店 走行会


テレビでも連日猛暑のニュースが流れておりますので、走られる際は熱中症にお気をつけください!

そんな暑い中、次回の走行会はは8月25日(日)に決定いたしました。

前回同様、午前7時15分 福岡店集合 午前7時30分出発を予定しております。

今回は前回の参加者の方々からご要望があり、海水浴場より潮見公園までのぼって、折り返してまいります。
コースは平地+のぼりですが、潮見公園までののぼりは希望者の方だけの参加でもOKです。

今回もスタッフが2名アテンド予定ですので、奮ってご参加下さい!

詳しくは福岡店 野田まで。

ウエムラサイクルパーツ 福岡店 走行会

福岡店
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